株式会社阪神住建では、事業を通じての社会貢献はもちろんですが、それ以外の分野でも社会貢献をと考えているようです。例えば、エネルギー、そして社会福祉のことです。会社として社会にどんな貢献をし、そして地域の発展に何ができるのかを考えることも、大切な役割の一つなのです。

<再生可能なエネルギーを生み出す>

日本では、年々気温が上昇し、真夏は外に出るのも危険なほど気温が上がります。外国でも、オーストラリアでの大火災があったり、北極では氷が解けるなど、人間だけではなく、そこに生きる動物や植物にも大きな影響が出始めています。地球温暖化は深刻な問題であり、阪神住建としても、地球温暖化対策として何かをしなければなりません。
そこで始めたのが、再生可能エネルギー事業です。温室効果ガスを出さないエネルギーは、世界的にも注目されています。日本では、東日本大震災があり、あらためて原発の稼働について考えさせられた人も多いのではないでしょうか。
阪神住建は、そんな世界的な動きと社会のニーズを捉え、再生可能エネルギー分野の取り組みを開始しました。そして、太陽光発電事業へと参入したのです。それだけではありません。風力発電事業にも参入し、今では全国30カ所の発電所を稼働させるに至ったとのことです。阪神住建は、再生可能エネルギーを通じて、今後も社会貢献に取り組んでいく姿勢を示しているようです。

<少子高齢化の課題への取り組み>

もう一つ日本の最重要課題といえるのが、少子高齢化です。2025年には、総人口の30%以上が65歳を超えると言われていて、政府も今後の課題として捉えています。しかし日本ではまだまだ高齢者向けの住宅や福祉施設は整備が遅れ、今後の社会に対応できるかどうか不安視されています。そんな時代において、阪神住建では、社会福祉法人の設立や施設運営に、全面的に寄与しています。今後、不動産事業で持っている知見を生かし、高齢者の方でも住みやすい物件の提供に力を入れているようです。高齢者にとって住みやすい地域を創ることに貢献することも、阪神住建の今後の課題ともいえるでしょう。

<CSRを大切にする>

再生可能エネルギーにより環境への取り組みを実現し、そして社会福祉の向上に貢献するための土地や施設の提供により福祉への取り組みも行っています。阪神住建は、大阪を活発にするために、さまざまな事業を展開し、住人にとって、そして訪れる人にとって魅力的な街づくりに寄与しています。それだけではなく、CSRも大切にし、どんな人もより暮らしやすい社会を実現し、よりよい世界へ発展するために日々活動しています。